浮き指の治し方10選
足の裏が痛い・・・そんな経験、誰もがあることでしょう。でも足が痛いと、動いたり出かけたりするのが億劫で、辛いですよね。原因は色んな要素がありますが、もしかしたら浮き指が原因かもしれません。
浮き指に関して、以下のような疑問や不安がおありではありませんか?
浮き指の痛みはどうしたらとれるのか?
何か深刻な病のサインだったらどうしよう…
あまり聞く機会がないかもしれない、浮き指。でも、痛みの原因である浮き指は、生活習慣を少し改善するだけでも治すことができるものなのです。
そこで当ページでは、辛い浮き指の治し方10選を具体的に紹介していきます。是非、参考にしてみて下さい。
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痛みがある浮き指になぜなるのか?
浮き指の方は、このような状況に覚えがおありですか?
- 立ち続けると、足裏が痛み疲れる
- 足の裏につったような痛みがある
- 地に足がつくと痛む
- 座りっぱなしから、立ち上がると痛い
- 寝起きからの一歩が痛い
これらの状況を見て考えられるのは、まず慢性的なものです。
運動不足や、靴が足に合っていないなどから、知らないうちに偏平足を酷使していると起こり得るものです。また、体重が重く足に負担がかかっていると、なりやすいようです。
次に考えられるのは、足底筋膜炎(そくていきんまくえん)というものです。
足底筋膜炎は、ジョギングや慣れない靴の長時間使用などにより、偏平足に負担がかかると起こるものです。
病気ではないので、足を休めることで治ります。
浮き指になると、骨盤や、膝、腰にゆがみが生じ、歩き方にも影響が及びます。それは、身体の支えとなる足の裏のバランスを崩すからです。
多くの原因が蓄積されて、このように浮き指の痛みが生じるのです。ほっておくと悪化してしまい、歩くことが困難になる可能性もあるので、注意が必要です。まずは、自身の原因を探り、ケアしましょう。
浮き指の痛みを治す10の方法
足に痛みがあるとは何とも辛いことです。気になりますし、ストレスにもなり得ます。
仕事や学校、家事など忙しく生活している私たちは、足が痛いから動かないというわけにはいきませんね。
では、そんな浮き指の辛い悩みを解消する10の方法をご覧いただきたいと思います。
不安を抱えておられる方は、ぜひ参考になさってください。
足指マッサージをする
血流をよくすることが役立ちます。足裏の血流を改善するマッサージ、また老廃物を流し出すマッサージの方法があります。以下の動画をご覧ください。
サポーターで支える
痛みがひどく歩けないという時はサポーターが便利です。足をしっかりと支え、負担を軽減する効果があります。
同時に保温することにもなるので、冷えによる血行不良の予防も期待できます。
マッサージをしてみる
筋肉疲労が原因となっている浮き指の痛みの場合は、ふくらはぎから足裏にかけて、上から下へじっくりとマッサージしてみましょう。
お風呂に入っている時に、温めながらするとより効果的です。
テーピングで補強する
慢性的な場合は特に、体を支える足の親指と小指への負担を軽くするために、テーピングで補強・サポートしてあげるのが良いでしょう。
参考となるテーピングの方法があるので、以下の動画をご覧ください。
インソールを活用する
靴があっていないという原因が大多数の浮き指の痛み。
ですが、自分にぴったりの靴ですべて揃える、なんて現実的ではありません。
そんな時に一役買うのが、インソール。
気に入った既製品の靴を自分の足に合わせて調節することができるので、お勧めです。
様々な種類が揃ってますので、自分の悩みや用途に合わせて選びましょう。
足湯を利用する
疲労による筋肉の凝りや収縮も浮き指の痛みの原因となり得ます。
そのままにしておくと、血流が悪化して、老廃物が溜まり、また血行が悪くなるという悪循環なので、足湯でコリをほぐしてみるのは効果的です。
わざわざどこかに出かける必要はないので、家で洗面器などを使ってできます。
熱いお湯を張り、足の裏から足首辺りまでを20分程浸け、同時にマッサージするとより効果的です。
ミネラルを補給する
健康な体でいるためには、ミネラルが必要と言われています。食事改善が一番の解決策ですが、難しいという方はサプリメントを活用する方法もあります。
カルシウム、マグネシウム、ビタミンなど、ミネラル類をバランスよく補給できるサプリメントを試してみましょう。
ストレッチを欠かさない
血行を改善し、疲労物質の排出を促すために、ストレッチを欠かさないようにしましょう。ストレッチを行うことで、筋肉を伸ばし、柔軟にしてくれます。
たまに行っても意味がないので、毎日の習慣にしましょう。なかなか定着しないという方でも、何かとセットにするといいといわれています。
お風呂の後すぐとか、歯磨きしながらなど、必ず毎日することとセットでやってみましょう。
靴選びを慎重に
足に合わない靴を履くと、足裏の負担や緊張感が増します。
痛みも増えますし、偏平足になる原因の一つでもあるので、靴選びは慎重に、自分の足の形によく合った靴を吟味してから履きましょう。
大きさだけでなく、横幅、甲の高さ、指の長さなどいろんな要素があるので、店員さんにも相談して選ぶことができます。
リフレクソロジーを試す
リフレクソロジーをご存知ですか?反射療法ともいわれ、手と指による足底への刺激を身体の各部に反射させるというものです。
足裏のリフレクソロジーは、自分でも簡単に行うことができ、ストレス軽減や血流やリンパの流れをよくする効果があるのでお勧めです。
詳しくは、以下の動画をご覧ください。
浮き指の痛みに潜む4つの病気
本来人間の体は、歩く際に衝撃吸収機能や体重を支えるバランス調整機能が働くものですが、浮き指気味だと機能しないので、必要以上に足裏が疲れ、痛んでしまいます。
原因は様々ですが、浮き指の痛みには、病気が潜んでいることもあるので注意が必要です。
可能性がある病気、4つを今回ご紹介しますので、参考になさってください。
痛風
痛風は、血液中の尿酸が結晶化し、関節に蓄積し関節の働きを妨害する病気ですが、特に足の親指の付け根部分は、痛風を起こしやすいようです。
痛風になると、痛みが強く歩くことも困難になり、足裏のバランスが崩れ、偏平足になりやすくなります。痛すぎて歩けない、などの重傷化が進んでいるなら、医師に相談することをお勧めします。
以下のページでは、痛風の予防策に繋がる食事のポイントについてご紹介しております。是非参考にしてみてください。
外反母趾
外反母趾は、つま先のきついヒールの日常的な使用、筋力低下などで親指の付け根の関節が強く圧迫され続けることで起こります。
足裏のバランスを崩すので、偏平足になり痛みもあります。また、親指が大きく曲がるので普通に売られている靴は履けなくなってしまいます。
足底繊維腫
足の裏にまめのような、腫瘍ができます。悪性ではないですし、痛みはないのですが大きくなれば歩行の邪魔になります。
大きくなり歩行が困難になると、バランス感覚が悪くなり、かばう他の箇所が痛みを引き起こすこともあります。
心当たりがある方は、皮膚科に相談されることをお勧めします。
足底筋膜炎
足裏の痛みの多くは足底筋膜炎からのものです。足裏の筋肉や腱を酷使し傷めることが原因です。
ストレッチやリフレクソロジーなどを活用して、筋肉の疲れをほぐすことが大切です。靴選びも慎重に行いましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
外傷があるものではない浮き指の痛みは、余り気にしていないという方もおられますが、ひどくなると他の症状も引き起こすこともあります。放っておくのは危険です。
ここでは、浮き指の痛みを治す方法を10つご紹介してきました。
- 足指マッサージをする
- サポーターで支える
- マッサージをしてみる
- テーピングで補強する
- インソールを活用する
- 足湯を利用する
- ミネラルを補給する
- ストレッチを欠かさない
- 靴選びを慎重に
- リフレクソロジーを試す
また、偏平足の痛みに潜んでいるかもしれない病気4つご紹介しました。
- 痛風
- 外反母趾
- 足底繊維腫
- 足底筋膜炎
歩くことも走ることも、何をするにしても足の裏は体全体を支える部分です。
痛みがあったり、ゆがみがあると動くのが億劫になってしまいます。
痛みの原因を早急に見極め、改善して、身体からの危険信号を見逃さないようにしましょう。